古くは「まりのこのわたし」とも言われ、平安時代の延喜式や鎌倉時代の「吾妻鏡」にも出てくる「丸子の渡し」。天正18(1590)年、徳川家康の江戸入府後、江戸と平塚の中原を結ぶ中原街道が整備され、江戸への玄関口として重要な役割を果たすようになりました。
その後、東海道五十三次(川崎宿)が整備されると脇往還となるも、江戸への近道であったため、急ぎの旅人や品物の輸送に重宝がられたとうことです。
渡し場付近(中原街道)には、30軒ほどの集落があり、渡しを利用する人たちで賑わっていたと記録されています。大正9(1920)年の多摩川新堤防工事により、今の丸子通周辺に集落ごと移転されられ、昭和10(1935)年、丸子橋架橋により橋されるまで、丸子の渡しは東京往還の冠動脈であったといえます。
渡し場の検証、中原街道往還の歴史、文化を改めて認識する良い機会であり、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。ご来場お待ちしております。
■開催日時:2024年11月10日(日)10:00~15:30
■開催場所:川崎市側 丸子橋第一広場/大田区側 多摩川丸子橋緑地
■プログラム抜粋
🚢渡り舟乗船体験(有料)
【渡し舟乗船体験】10:30~15:30(乗船受付 15:00 終了)
整理券配布:午前の部 10:00 ~/午後の部 13:00 ~(なくなり次第終了)
川崎市側・大田区側 各受付にて
乗 船 料:中学生以上 400円/小学生 300 円
(片道) 未就学児無料(保護者同伴必須 3歳未満乗船不可)
【川崎市側催事】10:30~15:00
★丸子橋第一広場(新丸子駅徒歩10分)お囃子・大道芸・バルーンアート体験他
★全国都市緑化かわさきフェアPR
【大田区側催事】10:30~15:00
☆多摩川丸子橋緑地(沼部駅または多摩川駅より) パネル展示など
☆多摩川ミニ水族館
【販売】
・和菓子新丸子桔梗屋(持ち帰りのみ)/草刈ペレットストーブ焼き芋
鮎の塩焼き (川崎市側)
・大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」グッズ(大田区側)
※祭事は当日の天候などにより中止となる場合があります。
■主催 丸子の渡し復活協議会
■後援 国道交通省京浜河川事務所 川崎市 大田区
■問い合わせ先
事務局 とどろき水辺の楽校 090-5814-9604(鈴木)
同時開催!多摩川で和むe体験
2024年11月10日(日)10:30~15:30 丸子橋第一広場にて■プログラム抜粋
・走り方教室
・パークボール体験
・各種体験車
■問合せ
川崎市建設緑政局みどり・多摩川協働推進課
TEL 044-200-2268
Mail 53mikyo@city.kawasaki.jp
イベント中止の場合は当日9時までに市HPでお知らせ
※会場へは公共交通機関を利用してお越しください
PDFファイル